2019.01.31
バイオ統計センター室谷健太准教授が、国立長寿医療研究センターの 共同研究者として、平成31 年1 月30日(水)厚生労働省にて研究成果 記者会見に出席しました。
発表内容
国立長寿医療研究センター(理事長 鳥羽研二)は、東北大学、久留米大学、株式会社 テクノスルガ・ラボと協力して、もの忘れ外来の受診患者さんから検便を採取し、腸内 細菌と認知機能との関連を解析し、腸内細菌の組成変化は認知症の独立した関連因子であることを見出しました。腸内細菌が認知機能に関連するという新知見は大変興味深く、腸内細菌の詳細な解析が認知症制圧のための新たな切り口になるかもしれません。また、レジストリ研究基盤の整備が、今後の新規研究の推進に寄与すると期待されます。
説明者
国立長寿医療研究センター 理事長 鳥羽研二
同センター もの忘れセンター 副センター長 佐治直樹
東北大学大学院 農学研究科 准教授 都築 毅
久留米大学 バイオ統計センター 准教授 室谷健太
株式会社テクノスルガ・ラボ 久田貴義
本研究成果の公表
平成31 年1月30日にScientific Reportsオンライン版で公開されました。
同日19時(日本時間)に、国際学会(AHA)の科学ニュースで配信されました。
同年2月6日に国際学会(International Stroke Conference 2019)で発表されます。