2017.10.06
2017年10月26日に久留米大学バイオ統計センター公開セミナーを開催します。
日時:2017年10月26日(木)15:00-17:00
場所:バイオ統計センター 講義室
15:00-17:00
講演者:石井一夫(久留米大学バイオ統計センター准教授)
演 題:機械学習などを用いたビッグデータのデータ分析
概 要:近年,医療現場では,DPC(Diagnosis Procedure Combination)
データ,電子カルテ,レセプトや特定検診などの電子データ,
ゲノム解析データ、医療機器や医療センサーなどに由来する
医療IoT(Internet of Things)データなどの大規模なリアル
ワールドデータ(RWD)を扱う機会が増えている.このよう
なRWDビッグデータの利活用促進により医療に大きなイノベ
ーションがもたらされることが期待される.しかし、これら
超高次元のビッグデータを用いたデータモデリングは、過学
習や多重共線性が起こりやすく,その変数選択等には特別な
注意を要する.今回,超高次元大規模データを用いたデータ
モデリングに関し,過学習の評価方法,過学習の少ないデー
タモデルの作成法に焦点を絞って紹介する.特に,過学習,
汎化誤差,バイアスとバリアンスのトレードオフ,正則化
(スパースモデリング),次元削減などのトピックを中心に
取り上げる.