2015.07.31
2015年7月30日に久留米大学バイオ統計センター公開セミナーを開催しました。
バイオ統計センター公開セミナー
場所:バイオ統計センター 講義室
講演者:川口 淳(京都大学医学部附属病院 臨床研究総合センター )
演題:「脳腫瘍の画像解析」
概要: 脳MRI(Magnetic Resonance Imaging)は病態評価や早期発見など多くの脳関連研究に応用されている.本発表では脳腫瘍においてMRIデータがどのように利用されているのかについて紹介する.最も多く行われている解析の1つとして,腫瘍部位を特定し腫瘍の位置や大きさを評価する事が挙げられる.腫瘍部位特定に対しては画像の最小単位であるボクセル毎の輝度を連続量データとして,これまで多くの解析方法(閾値法,クラスタリング法,判別分析など)が適用されている.近年では,T1強調と呼ばれる形態を調べるのに有用である構造脳MRI1つの画像だけなく,MRI計測時のパラメータを変えて得られるT2強調,FLAR画像など多くの画像を統合的に解析するマルチモダリティ脳画像解析が盛んに行われている.本発表では脳腫瘍評価のための画像解析法を紹介し,余裕があれば研究中である次元縮小法との関連や予後への関連解析(生存時間解析)についても述べる予定である.
日時:2015年7月30日(木)15:00-17:00
場所:バイオ統計センター 講義室
講演者:川口 淳(京都大学医学部附属病院 臨床研究総合センター )
演題:「脳腫瘍の画像解析」
概要: 脳MRI(Magnetic Resonance Imaging)は病態評価や早期発見など多くの脳関連研究に応用されている.本発表では脳腫瘍においてMRIデータがどのように利用されているのかについて紹介する.最も多く行われている解析の1つとして,腫瘍部位を特定し腫瘍の位置や大きさを評価する事が挙げられる.腫瘍部位特定に対しては画像の最小単位であるボクセル毎の輝度を連続量データとして,これまで多くの解析方法(閾値法,クラスタリング法,判別分析など)が適用されている.近年では,T1強調と呼ばれる形態を調べるのに有用である構造脳MRI1つの画像だけなく,MRI計測時のパラメータを変えて得られるT2強調,FLAR画像など多くの画像を統合的に解析するマルチモダリティ脳画像解析が盛んに行われている.本発表では脳腫瘍評価のための画像解析法を紹介し,余裕があれば研究中である次元縮小法との関連や予後への関連解析(生存時間解析)についても述べる予定である.