2015.07.17
2015年7月16日に久留米大学バイオ統計センター公開セミナーを開催しました。
バイオ統計センター公開セミナー
場所:バイオ統計センター 講義室
講演者:佃 康司(久留米大学 バイオ統計センター)
演題:「大きな突然変異パラメータを推定する」
概要: 整数を分割した形式で得られるデータがあります.そのモデル化に用いることができるランダムな分割に関する有名な確率分布のひとつにthe Ewens sampling formula (ESF) があります.このモデルは元々,集団遺伝学の分野において導入され,広く応用されてきた確率分布です.ESFは多様性を表す突然変異パラメータと呼ばれるパラメータを持ちます.遺伝学的な動機付けもありそのパラメータの値が大きい場合に分割の個数などの漸近挙動が調査されてきました.通常の場合にはパラメータ推定は確率分布の導入とともに確立されていますが,本発表ではパラメータの値が大きい状況でその推定を考えます.
日時:2015年7月16日(木)15:00-17:00
場所:バイオ統計センター 講義室
講演者:佃 康司(久留米大学 バイオ統計センター)
演題:「大きな突然変異パラメータを推定する」
概要: 整数を分割した形式で得られるデータがあります.そのモデル化に用いることができるランダムな分割に関する有名な確率分布のひとつにthe Ewens sampling formula (ESF) があります.このモデルは元々,集団遺伝学の分野において導入され,広く応用されてきた確率分布です.ESFは多様性を表す突然変異パラメータと呼ばれるパラメータを持ちます.遺伝学的な動機付けもありそのパラメータの値が大きい場合に分割の個数などの漸近挙動が調査されてきました.通常の場合にはパラメータ推定は確率分布の導入とともに確立されていますが,本発表ではパラメータの値が大きい状況でその推定を考えます.