2015.06.24
2015年6月11日に久留米大学バイオ統計センター公開セミナーを開催しました。
バイオ統計センター公開セミナー
場所:バイオ統計センター 講義室
講演者:植木優夫(久留米大学バイオ統計センター)
演題:「SNP-GWASデータに基づく円滑閾値型推定方程式を用いた遺伝的予測」
概要: ゲノムワイド一塩基多型(SNP)データを用いたヒト形質(疾患の有無や血圧値
などの連続量)の遺伝的要因を探る、いわゆる、ゲノムワイド関連研究(GWAS)は、近年、
益々活発に研究が進んでいる。個別化医療の実現に向けて、
SNP-GWASの結果から個人の形質値を予測する遺伝的予測モデルを立てることは必須であるが、
標準的なGWASには50~100万個のSNPsが含まれ、深刻なp>>n問題に直面している。
実際、多くの形質において実用に耐えうる予測モデルの構築は成功しておらず、
GWASにおける困難な課題のひとつとなっている。
本発表では、単一SNP関連解析の連続化を通じた円滑閾値型推定方程式による、
SNP-GWASデータを用いた遺伝的予測法とモデル選択を提案し、
数値実験および実際のSNP-GWASデータを用いて既存手法との比較検証を行う。
日時:2015年6月11日(木)15:00-16:30
場所:バイオ統計センター 講義室
講演者:植木優夫(久留米大学バイオ統計センター)
演題:「SNP-GWASデータに基づく円滑閾値型推定方程式を用いた遺伝的予測」
概要: ゲノムワイド一塩基多型(SNP)データを用いたヒト形質(疾患の有無や血圧値
などの連続量)の遺伝的要因を探る、いわゆる、ゲノムワイド関連研究(GWAS)は、近年、
益々活発に研究が進んでいる。個別化医療の実現に向けて、
SNP-GWASの結果から個人の形質値を予測する遺伝的予測モデルを立てることは必須であるが、
標準的なGWASには50~100万個のSNPsが含まれ、深刻なp>>n問題に直面している。
実際、多くの形質において実用に耐えうる予測モデルの構築は成功しておらず、
GWASにおける困難な課題のひとつとなっている。
本発表では、単一SNP関連解析の連続化を通じた円滑閾値型推定方程式による、
SNP-GWASデータを用いた遺伝的予測法とモデル選択を提案し、
数値実験および実際のSNP-GWASデータを用いて既存手法との比較検証を行う。